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中学校での講話

弁護士の鈴木です。

 

先日、浜松市内の中学校を訪問し、弁護士の仕事について講話をさせていただきました。

生徒のみなさんは、勉強に、部活に、趣味に、進路に、本当にまっすぐに向き合っていらっしゃいました。

また、生徒さん同士の何気ない会話の中に、仲間を尊重し、大切にする思いやりが溢れていました。

みなさん、素直な気持ちと優しい心を持った素晴らしい生徒さんばかりでした。

 

 

私が弁護士を志すようになったのは、ちょうど今回の生徒さんと同じ歳の頃でした。

月並みですが、TVドラマをきっかけに弁護士や検察官などの仕事を知り、次第に法曹に対する興味が強くなりました。

 

その後、幸運に恵まれ、憧れていた弁護士の仕事を始めることができました。

最初の頃は右も左も分からず、必死に師匠の背中を追いかける毎日でした。

そうしているうちに、少しずつでありますが、事務所の仕事を任せてもらえるようになりました。

有り難いことに、過去のお客様の繋がり等から「鈴木弁護士にお願いしたい」というお声もいただけるようになり、昨年、とうとう自分で事務所を開ける運びとなりました。

 

ただ目の前のことを、一つ一つ。

そうして、気がつけば目の前にいる生徒さんの倍以上の人生を歩んでいました。

 

 

生徒さんとお話をしていて、うまく言えませんが、弁護士に憧れて進路を決めたあの頃の自分と再会できたような気がしました。

授業に行ったはずが、かえって私が彼らから教わったことの方が多いように思えます。

 

私の拙い話が、彼らの人生に少しでも役立てれば嬉しいです。