交通事故の解決事例

賠償金の増額後遺障害休業損害

復職後のシフト減少について休業損害を獲得

賠償金額


約784万円(自賠責含む)

後遺障害



12級6号
年代
50代
性別
男性
職業
会社員
治療期間
18ヶ月
傷病名
左鎖骨遠位端骨折 等

弁護活動のポイント

本件は、鎖骨の骨折により肩関節の可動域制限が生じた案件となります。
当事務所の主な弁護活動は、治療期間中の休業損害の交渉と後遺障害申請、そして認定後の示談交渉でした。
まず休業損害についてですが、依頼者の復職に伴い、相手方保険会社から支払の打切りを求められる場面がありました。しかし、依頼者の復職は段階的に実施される予定であり、復職後に組まれたシフトでは従前の収入を確保することが困難が状況でした。そこで、弁護士が当該収入差額を資料によって明確化したところ、実態に合わせた休業損害の支払を継続することができました。
次に、本件では当事務所で後遺障害について被害者請求を行いました。主治医が症状や医学的所見を詳細に診断書に書いてくださったことに加え、当事務所においても依頼者の陳述書や弁護士としての意見書を自賠責に提出し、想定される等級を獲得することができました。最終的な示談交渉においても、相手方保険会社の初回提示の約1.6倍まで支払額を増額し、解決となりました。