交通事故の解決事例

賠償金の増額訴訟

裁判にて逸失利益の大幅な増額を実現

賠償金額

約2260万円

約7500万円

後遺障害

治療期間中

併合6級
年代
20代
性別
男性
職業
学生
治療期間
17ヶ月
傷病名
右足多発粉砕開放骨折、骨盤骨折、胸腰椎椎体骨折、骨盤骨折等

弁護活動のポイント

本件は、交通事故により依頼者に深刻な後遺障害が残存してしまった案件でした。
もっとも、相手方保険会社側は、依頼者が若年者であることや事故後に就職して収入を得ていたことを理由に、逸失利益等につき大きく争う姿勢を見せておりました。そのため、当事務所としては訴訟提起を選択いたしました。
本件訴訟は、様々な争点が絡まる複雑なものとなりましたが、最終的には依頼者の将来における逸失利益が概ね認められ、自賠責からの損害賠償額を含め約7500万円での解決を実現することができました。
当事務所の経験上、加害者側任意保険会社は重症案件になるほど裁判基準よりも低額な示談金額を提示してくる傾向にあります。本件でも、当初の相手方提示金額は、自賠責からの損害賠償額を含めても約2260万円という水準でした。「被った損害について適切な賠償が行われること」は一見当たり前ようでいて、現状の実務において、これを被害者自身の力で実現していくことは必ずしも容易ではありません。当事務所では、今後も交通事故実務の抱える問題に正面から取り組んでまいります。