
- 年代
- 50代
- 性別
- 女性
- 職業
- 会社員
- 傷病名
- 外傷性頚部症候群
- 治療期間
- 6ヶ月
- 後遺障害等級(依頼前)
- 非該当
- 後遺障害等級(依頼後)
- 14級9号
- 賠償金額(依頼前の提示金額)
- 約45万円
- 賠償金額(最終的な解決額)
- 約230万円
弁護活動のポイント
後遺症が残存しているにも関わらず非該当
本件のお客様は、治療終了後に頚部痛などの後遺症が残存していたものの、事前認定の結果は後遺障害非該当でした。
当事務所としては、こうした状況をどうにか打開すべく、お客様のご依頼をお受けすることとしました。
医学的所見を整理
各種資料を弁護士が分析したところ、これまでの提出資料について、後遺障害の等級認定に重要な治療経過や検査項目等が十分に反映されていない疑いが持たれました。
そのため、本件では、通院先のカルテを調査したうえで、協力医の先生にご助言をいただきつつ、お客様の症状を裏付ける医学的所見を整理していきました。
根拠の補強
加えて、事故に関する物損状況やお客様自身の就労・生活状況等を精査し、医学的所見以外の観点からも後遺障害の根拠を補強するよう努めました。
等級獲得と過失割合の修正
こうした活動が奏功し、異議申立てにより14級9号の認定を得ることに成功しました。
後遺障害等級の獲得に加え、交渉では過失割合について相手方提示が若干修正され、最終的には当初提示額の5倍に相当する230万円の賠償を実現することができました。