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浜松市の弁護士が3分で解説!知って安心、弁護士の報酬(費用)の決め方

こんにちは。浜松市の弁護士の大和田彩です。

今回は,弁護士の報酬(弁護士費用)の決め方について解説します。弁護士に依頼をしたいけれど,弁護士費用がどれだけかかるのか不安!という方は,ぜひ参考にしてみて下さいね。

みなさん驚かれるかもしれませんが,弁護士の費用には,業界の統一ルールがあるわけではなく,個々の法律事務所ごとに自由に決めてよいことになっています。法律事務所も小売業や飲食業と同じで,自由な値段設定をもって経営しているのです。また,弁護士費用にはある程度の相場はあるものの,個々の弁護士が持っている専門性などによって,料金の定め方はそれぞれ(その分野のスペシャリストの先生であれば,相場より高めの料金をとることもあるかもしれません。)ですので,費用の相場が絶対の指針とはなりません。

弁護士の報酬については,以下のような定め方があります。

着手金・報酬制(事件を着手するにあたって着手金が発生,事件終了時に成果をもとに報酬が発生)
タイムチャージ制(弁護士が法律事務を処理するために要した時間に応じて報酬が発生)
完全成功報酬制(着手金は発生せず,事件終了時に成果をもとに報酬が発生)

弁護士の費用を調べるためには,ホームページの費用に関する記載を見比べたり,直接,法律事務所に問い合わせるなどして調べる必要があります。

もっとも, 多くの法律事務所において,離婚は●円!相続は●円!と常に同一の費用で業務を行うことは困難です。なぜならば,同じ事件のカテゴリーの中でも,お客様の個別の事情(離婚であれば親権に争いがあるか,慰謝料が生じるか,相続案件では相続財産数,相続人数など)によって難易度(弁護士の事務の手間)が大きく異なるため, 同一カテゴリーの事件であっても,同一の料金を採用するということが困難なのです。したがって,法律相談で具体的な事案の中身をうかがう前の段階では,ある程度幅のある形で料金についてお伝えすることはできたとしても,確定的な金額をお示しすることが困難な場合があります。

そのようなことから,私の事務所では,事務所内の統一ルールとして,ご相談に来られたお客様に対して,離婚は●円~●円,相続は●円~●円という料金表を提示し,お客様から聞き取った事案の難易度に合わせて,そのお客様の事情に合わせた料金を策定し,お客様に説明のうえ合意していただいた料金を契約書に明記するという形で,契約をするという形をとっています。

弁護士の報酬(弁護士費用)がどれくらいになるかは,お客様にとって,弁護士に依頼を検討する際に,もっとも関心がある事項の1つだと思います。

弁護士に相談に行く際,事件処理の方針や今後のスケジュールの流れなどに加え,弁護士費用についても納得の行くまで説明を受け,費用について理解したうえでご契約されるよう,おすすめします。